スリングバッグの作り方【裏地なしで簡単】

ナイロン生地だけを使った裏地なしのシンプルなスリングバッグの作り方をご紹介。持ち手が長いのでショルダーバッグとして使用することはもちろん、持ち手を結んで短くするとハンドバッグにもなります。

使用したナイロンの生地代は660円。薄手で軽いナイロンなので、折り畳んでエコバッグとして持ち運ぶことも可能ですよ。

目次

スリングバッグの作り方【裏地なしで簡単】

完成サイズ

  • 縦…40.5㎝
  • 横…49㎝
  • 持ち手…長さ110㎝/幅3.5㎝

材料

使用する布はナイロン生地のみ。以下のサイズに裁断します。

  • 本体(縦46㎝×横52㎝) …2枚
  • 持ち手(長さ118㎝×幅8㎝) …1枚
  • ポケット(縦25㎝×横14㎝) …1枚

作り方

1.持ち手を作る

まずは持ち手を作りましょう。

持ち手用にカットした生地をアイロンで半分に折ります。※裏表のある生地の場合は中表(オモテ面が内側)になるように。

アイロン掛けのポイント

ナイロン生地にアイロンをあてても大丈夫なのか、始めは気になるところです。生地にもよりますが、高温でなければ問題ありません。心配な場合は、まず低温であててみて様子を見ながら少しずつ温度を上げると良いですよ。生地がペタンコになる程くっきりと折り目を付けるのは難しいため、折り線を付けるというイメージでアイロンをかけましょう。折り目の部分はクリップなどで止めておき、少しずつ縫っていくと上手くいきます。

半分に折ったら、端から5㎜の所で真っすぐ縫い止めましょう。

↓このような筒状になりました。これを表に返します。

細長い持ち手を表に返すにはループ返しがあると便利ですが、無い場合は安全ピンなどでも代用可能です。今回は手持ちの百均のジュエルロックピンを使用。

安全ピンを筒の端に付け、中に潜り込ませて少しずつたぐり寄せます。

ナイロンは柔らかく滑りやすい生地なので、表に返しやすいと思います。反対側の端から安全ピンが出たら、そのまま最後まで引き抜きます。

表に返したらアイロンをかけて平らに整え、両脇を押さえるように縫ったら持ち手の完成です。(端から2~5㎜くらいの所で)

作った持ち手は一旦置いておきましょう。

2.ポケットを作る

ポケット用にカットした生地の短辺(14㎝辺)をアイロンで1㎝折ります。

更にもう1㎝折り、三つ折りにします。

折り目が付きにくい場合はクリップや待ち針で固定しておきましょう

三つ折りにした部分を押さえるように真っすぐ縫います。

次に、両脇(長辺)に裁ち目かがりやジグザグミシンをかけて布端がほつれないように処理します。

ジグザグミシンをかけたら、写真のように中表で二つ折りにし、両脇を縫い代1㎝で縫い合わせます。※この時に、三つ折りにしていない方の端が4㎝はみ出るように折りましょう。

表に返してアイロンをかけたらポケットの完成です。作ったポケットは一旦置いておきましょう。

3.本体を縫い合わせる

本体用にカットした生地2枚を重ねます。 ※裏表のある生地は外表(オモテ面が外側)で重ねましょう。

重ねた状態で上以外の3辺(両脇と底)を縫い代5㎜で縫い合わせましょう。

縫ったら、中表になるように袋をひっくり返してアイロンをかけましょう。

先程と同じ3辺を、布端から1㎝で縫いましょう。

このように布端が包み込まれて隠れた状態(袋縫い)になりました。

次に袋口を外側に1㎝折ります。

更に3㎝折り、三つ折りにします。

袋口の三つ折りした部分にポケット上部を1~2㎝差し込み、固定します。

三つ折りの部分を押さえるように折り目の端から2~3㎜でぐるっと一周縫い止めます。(黒線部)

これでポケットも一緒に付けることができました。袋を表に返しましょう。

4.持ち手を付けて完成

最後に持ち手を付けます。

持ち手の端を内側に1㎝折り、袋の両脇に縫い付けます。

写真のように四角の中に×を描くように縫い付けると頑丈に仕上がりますよ。

これでスリングバッグの完成です。袋口が開いたままなので気になる場合はマジックテープやボタンなどを付けても良いかと思います。

斜め掛けにすると体にフィットするので袋口の開きは気になりません。物を取り出すのがラクなことも魅力です。

使用生地

最後に

スリングバッグの作り方【裏地なしで簡単】をご紹介しました。他にも型紙なしで作れるバッグなどのレシピを掲載しています。よろしければ参考にしてみてくださいね。

ハンドメイドレシピ一覧

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