【2023年最新版】価格別おすすめミシン7選

長年ハンドメイドを続けてきたミシンユーザーの私が、価格別のおすすめミシンをご紹介します。

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【2023年最新版】価格別おすすめミシン7選

購入する際にまず重視するのは”価格”ではないでしょうか。「いくらまでならミシンの為に出費できるか」の金額は人によって違います。

まず前提として知っておきたいのが「高価なミシンほど性能も充実している」ということです。

これはミシンに限らずどの分野においても言えることですが、価格に比例して機能面のスペックも上がる傾向にあります。

ミシンの性能に関しては具体的に以下のような差異があります。

  • 自動糸切り機能の有無
  • 刺繍ができるかどうか
  • 縫い目の調節機能の有無
  • ステッチの種類の多さ など。

これを前提に見ていきましょう。

1万円台のミシン

まずは低価格な1万円台のおすすめミシン。

1.子育てにちょうどいいミシン MM-10

アックスヤマザキのコンパクト電動ミシンは、タイトルの通り子育て世帯向けの仕様となっています。

「子育てにちょうどいい」ポイントとは

  • 収納に嬉しい超コンパクトサイズ
  • わずか2.1㎏という軽さ
  • 使い方やレシピを動画で確認できる

一般的なミシンよりも小さいのが特徴ですが、具体的には”ファッション誌の表紙と同じくらいの超コンパクトサイズ”です。

引用元:アックスヤマザキ

また、ミシンの使い方や初心者向けの簡単なレシピを動画で視聴できます。

「子供のグッズを作るためにミシンを買ってみようかな?」と思う人にチャレンジしやすいお手頃なミシンです。

2.ジャガー MM-222I

こちらも基本的な機能が付いたシンプルなミシンです。お手頃価格なので初心者にもチャレンジしやすく、楽天市場ではミシン部門No.1を獲得している機種です。

引用元:美心工房

楽天市場では口コミ数が14,000件を突破している人気商品です。

ご紹介した上記の1万円台のミシンは、搭載機能は基本的なモノのみですが、製作にはなんら問題ありません。

私自身が初めてミシンを購入した際に、しょっぱなから高価なハイスペックコンピューターミシン(刺繍機能付き)を購入して失敗した経験があります。

私の経験則から述べると”本格的にミシンを使いたい人でなければ最低限の機能があれば十分”だと思います。

趣味で作る程度なら使わない機能もあります。高性能なモノは使用感が良いのは確かですが、刺繍などの機能を使わないのであれば宝の持ち腐れになります。

特にこだわりがなく価格を抑えたい方は、低価格で基本機能のみの物からスタートしてはいかがでしょうか。

2万円~4万円のミシン

2万円~4万円はミシンの中間価格です。便利な機能オシャレなステッチが搭載された機種もあり、液晶ディスプレイが付いたコンピューターミシンが多くなります。

コンピューターミシンとは

搭載されたコンピューターがモーターを制御します。縫い目の幅を好みで調整したり、文字や絵などの細かい刺繍ができたりと、真っすぐ縫うだけでなくコンピューターならではの微細な動作が可能です。誤作動を感知して自動停止したりエラーメッセージがディスプレイに表示されたりと安全機能が付いた物もあり、機能が充実しています。

1.ブラザー PS205X

PS205Xは液晶ディスプレイが付いたブラザーのコンピューターミシンです。コンピューターミシンの中では低価格なモデルですが、縫い幅を細かく調整できます。特にジグザグ縫いは細かく調整できると製作の幅が広がりますよ。

引用元:ミシン買うならミシンジャパン

ジグザグ縫いはカットした布端をほつれないように処理するだけでなく、細かく設定するとアップリケのように布の周りを縫い付けることもできます。縫い目の長さとふり幅調整の機能が付いているのは、このミシンの大きなメリットです。

また、縫い始めと縫い終わりに自動で返しぬいまたは止めぬいができるように設定できます。

2.ジャノメ JN800/JN810

JN800/JN810は液晶ディスプレイが付いたジャノメのコンピューターミシンです。縫い目の幅を調整することができます(幅の調節は液晶ディスプレイとボタンで操作します)。また、自動糸切り機能が付いているので糸切りボタンを押すだけで自動で糸を切ってくれます。

引用元:ミシンのオズ

縫い終わりに毎回糸を切るのは面倒なので、自動糸切りは作業効率がアップしますよ。

5万円~のミシン

5万円以上になるとミシンの中では高性能なものになります。文字縫い刺繍ができる機種もあります。

1.ジャノメ パルシェル NP3000

NP3000はジャノメ パルシェルシリーズの最上位機種のコンピューターミシンです。縫い幅の調整はもちろん可能。模様文字縫いもできます(操作方法は液晶ディスプレイとボタン)。

引用元:ミシン買うならミシンジャパン

文字や模様が豊富に内蔵されているので、本格的にオリジナルの製作物を楽しみたい方にオススメです。自動糸切り機能もあり、ワイドテーブルも付属します。

2.JUKI HZL-VS200B

HZL-VS200BはJUKIの最高ランクのハイスペックコンピューターミシンです。文字縫い機能はありませんが、縫い模様がダイレクトにボタンで選べます。

引用元:ミシン買うならミシンジャパン

ハイスペックなコンピューターミシンは液晶ディスプレイ内で縫い模様を選択することがありますが、こちらのモデルはダイレクトにボタンを押す方式なので、ご年配の方にも比較的見やすい仕様になっています。

また、留め縫い+糸切りが一つのボタンでできるため作業効率がアップするでしょう。

引用元:ミシン買うならミシンジャパン

注意点

コンピューターミシンはオシャレな刺繍ができることが非常に魅力的である一方で、その刺繍は基本的にメーカーの著作権で守られています(文字や可愛いステッチも同様)。個人で楽しむ分には問題ありませんが、商用利用は不可と説明書に記載されていることがほとんどです。製作物を販売したいという方は注意しましょう。

内蔵のステッチを使用するのではなく、自分でデザインした刺繍や文字を使いたい!という人もいます。自分が作成したオリジナルの刺繍ができるミシンは、最後にご紹介するブラザーパリエです。

3.ブラザー Parie

ブラザーのパリエは、群を抜いて高価・高性能なミシンで、価格は10万円を超えます。

パリエには以下のような性能があります。

  • 刺しゅう機が付いている
  • 豊富な文字模様が内蔵されている
  • 自分でデザインした刺しゅうができる
  • カラー液晶画面で操作

パリエは、内蔵の文字模様がかなり充実しています。刺しゅう作家atsumiさん監修のオシャレな刺繍なども入っているので選ぶのが楽しくなりますね。

↓こちらは付属の模様の一部抜粋。

引用元:ミシン買うならミシンジャパン

カラー液晶画面で刺しゅうのサイズや位置を細かく調整することができ、大きいサイズの刺しゅうも可能です。刺しゅう機が付いているからこそ可能な技術ですね。

そしてパリエの最大の特徴は、自分がデザインした図案をミシンに取り込んでオリジナルの刺しゅうができることです。オリジナルの刺しゅうは著作権侵害の問題もありません。

刺しゅうのデザインを自分で作成するにはPC用の”刺しゅうPRO”というソフトウェアを購入する必要があります。

刺しゅうPROはミシンとほぼ同等の価格です。多少の出費をしてでも本格的にオリジナル刺繍がしたいという人やミシン上級者向けのソフトウェアと言えます。

パリエは私も実際に使っていましたが、デメリットについても詳しくまとめています。

最後に

【2023年最新版】価格別おすすめミシン7選 をご紹介しました。購入ではなくレンタルしたい場合はこちらを参考にしてください。

当サイトでは、入園入学グッズを始めとする型紙不要の簡単なレシピも掲載しています。よろしければ参考にしてみてくださいね。

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