型紙なしで真っ直ぐ縫うだけの子供用ジャンパースカートの作り方をご紹介します。
型紙なしの子供用ジャンパースカートの作り方
材料
材料は以下の3点。布は長方形に裁断します。※今回は120㎝サイズの目安です。
- 肩紐用の布(幅12㎝×長さ28㎝)…2枚
- 本体用の布(縦63㎝×横120㎝)…1枚
- 好きなゴム紐
肩紐は長めに作っておいた方が確実です。長さが足りないと困りますが、長さが余る分には付ける時に調整できます。
↓こちらは肩紐をリボンで結べるように作ったものです。(ジャンスカと言うよりもキャミワンピースですが。)このタイプの紐の作り方は最後に記載しています。(本体部分は同じ)
サイズ別の裁断サイズ(目安)
以下を目安に、布を長方形にカットします。
90㎝
- 肩紐(幅8㎝×長さ27㎝)…2枚
- 本体(縦55㎝×横112㎝)…1枚
100㎝
- 肩紐(幅8㎝×長さ27㎝)…2枚
- 本体(縦57㎝×横114㎝)…1枚
110㎝
- 肩紐(幅12㎝×長さ28㎝)…2枚
- 本体(縦61㎝×横118㎝)…1枚
120㎝
- 肩紐(幅12㎝×長さ28㎝)…2枚
- 本体(縦63㎝×横120㎝)…1枚
130㎝
- 肩紐(幅16㎝×長さ30㎝)…2枚
- 本体(縦65㎝×横124㎝)…1枚
作り方
1.ジグザグミシンをかける
本体の短辺(縦)に、ほつれ防止の為に裁ち目かがりやジグザグミシンをかけます。長辺にはかけません。
2.二つ折りで繋げる
本体を中表(オモテ面が内側)で二つ折りにします。
畳んだ状態で、端を縫い代1㎝で縫い合わせます。まず上から1㎝縫い、8㎝空けて下を縫います。この8㎝空けた所はゴム通し口になります。(※90・100サイズは6㎝、110・120サイズは8㎝、130サイズは10㎝空けます。)
縫ったら筒状になっています。縫い代をアイロンで割ります。ゴム通し口の部分だけ縫い代を押さえるように縫っておきます(ゴムを通した時にペラペラと出てこないように)。
2.ゴムを通す部分を作る
本体の上部を1㎝谷折りします。※ぐるりと一周折ります。
次に、8㎝谷折りします。
折り目の下部を押さえるように一周縫います。
次に、ゴム通し口を4等分するように(※90・100サイズは3等分、110・120サイズは4等分、130サイズは5等分)、ぐるりと3本(※90・100サイズは2本、110・120サイズは3本、130サイズは4本)縫います。それぞれのラインの間隔は約2㎝ずつになっています。
3.裾の処理
裾を1㎝谷折りし、更にもう1㎝折って三つ折りにします。
折った部分を押さえるように一周縫います。
これで裾の処理ができました。
4.肩紐を作る
肩紐用の布を半分に折り、開くとこのように真ん中に折り目が付きました。
真ん中の折り目まで両端を畳みます。
これを半分に畳みます。
両脇を真っ直ぐ縫います。
肩紐の両端に裁ち目かがりやジグザグミシンをかけます。
これで肩紐の完成です。
5.肩紐を本体に付ける
写真のように肩紐を本体に付けます。
肩紐を付ける位置
本体の横幅を4等分して↓画像の位置に付けます(左右対象になるように)。
ゴムを通す時に妨げにならないように、ゴム通しのラインに合わせて縫い付けます。本体の上部ギリギリの所も縫います。
6.ゴムを通して完成
すべてのゴム通し口からそれぞれゴムを通して結びます。
試着してみて苦しくないサイズで結び、結び目は穴の中に隠します。
これでジャンパースカートの完成です。
合わせるトップスはタイトなものが適しています。オーバーサイズのトップス(脇が広いもの)は、肩紐を長くしないと入らず、そうするとワンピースの位置が下がり胸全体が出てしまいます。
使用生地
肩紐をリボンにする場合
肩紐を作る
紐用の布を幅4㎝×長さ50㎝にカットします。長さは50㎝あれば十分足りるはずです。
布を外表(布のオモテ面が外側)で半分に畳みます。
布を開きます。真ん中に折り目が付きました。
真ん中の折り目まで両端を畳みます。
更に半分に畳んで四つ折りにします。
折った布が開かないように真っ直ぐ縫います。
紐の端は少し折って縫い止めます。(反対側も同様に)
これで肩紐の完成です。同様にあと3本作り、合計4本用意します。
紐を本体に付ける
↓写真のようにワンピース本体の内側に付けます。ゴムを通す道を作った際の縫い目に合わせて縫います。
肩紐が長い場合は、付ける位置を深くすれば調整できます。
4本それぞれ付けたら完成です。
実際に着用し、走ったり運動してみると肩紐がズレて落ちてくることがありました。紐を背中側のみ交差させて×にして結ぶと肩紐が落ちる心配がありません。
最後に
型紙なしの子供用ジャンパースカートの作り方をご紹介しました。フレアスカートのレシピはこちら。↓
他にも沢山レシピを載せているのでよろしければ参考にしてみてくださいね。