手作り工作として大人気の“牛乳パック椅子”の作り方をご紹介します。子供が椅子を汚してもサッと拭き取れるようにビニールを貼り付けて仕上げました。布やフェルトを使って様々なアレンジが楽しめますよ。
牛乳パック椅子の作り方【ビニール加工】
土台の作り方
まずは中身の土台となる椅子の作り方を解説します。
1.材料を用意する
以下の材料を用意します。
- 牛乳パック24本
- カッターorハサミ
- セロハンテープorガムテープ
子供用サイズの椅子を作るには牛乳パックが24本必要です。
パックは洗って乾かしておきましょう。
2.パックを切る
牛乳パックの口を開き、1か所だけ角を縦に切ります。
底を十字に切って開きます。
このようにパックが開きました。
パックの上部も底と同じく三角になるように切ります。(折り目が付いているので、それに沿って切ればOK)
24本すべて同じ手順で開きましょう。
3.三角柱を作る
開いたパックが三角柱になるように組み立てます。上下の三角を重ね合わせてセロハンテープやOPPテープなどで止めます。
24本すべて同じように組み立てます。
4.はり合わせたら完成
24本の三角柱を互い違いに並べ、写真のように六角形になるように合わせます。
すべてのパックをテープで固定したら牛乳パック椅子(土台)の完成です。
布の貼り方
土台が完成したら、次は布を貼り付けて可愛くデコレーションする作業です。
布でカバーを作っても良いのですが、今回は汚れてもサッと拭き取れるように防水加工に仕上げました。100均のビニールを使ってコーティングする方法をご紹介します。
1.材料を用意する
以下の材料を用意します。
- 好きな布orフェルト
- 100均の透明テーブルクロス
- 両面テープ
- ダンボール
布は可愛らしい北欧柄のninaシリーズを使用。
2.椅子のカバーを作る
フェルトや布で、牛乳パックに被せるカバーを作ります。
まずは椅子の外周を測ります。
椅子の外周よりも2㎝長く布をカットします(ぬいしろ分)。縦は牛乳パックの高さ(約20㎝)よりも10㎝程度大きめに取ります。
布を二つ折りにし、縫い代1㎝で縫い合わせて筒状にします。※表裏のある布の場合は中表(オモテ面が内側)で。
今回は百均の大きなフェルトを使用しましたが、横幅が足りなかったため写真のように繋ぎ合わせました。
布が筒状になったら表に返します。
牛乳パック椅子を中に入れ、すっぽりと被せます。
カバーの上下が5㎝程度余っているので、六か所(角)に切り込みを入れて内側に倒し、両面テープで貼り付けます。
底側も同じように布端を倒して貼り付けます。
3.ダンボールで補強する
椅子のサイズに合わせてダンボールを六角形にカットします。(2枚用意する)
ダンボールより大きめに布をカットします。
布の端をダンボールの裏側に折り込んで隠し、両面テープで止めます。
写真のように底と上部にダンボールを重ねることで椅子を補強します。こうすることで貼り付けた布端を隠すことができます。
ビニールの貼り方
百均の透明テーブルクロス(ビニールクロス)を、先程フェルトを貼り付けた時と同じ手順で椅子に貼り付けます。
ビニールも布と同じく針と糸で縫うことができます。
ビニールの端を内側に折ってセロハンテープなどで固定します。(底側も同じように)
ダンボールもビニールで覆います。 (布を貼り付けた時と同じ手順で)
完成
椅子の上下に両面テープでダンボールを接着したら完成です。
ビニールクロスを被せる前に、フェルトをキャラクターや動物の形に切って貼り付けるのもオススメです。
最後に
牛乳パック椅子の作り方【ビニール加工】をご紹介しました。100均のビニールを使ったシリーズはこちらも参考にどうぞ。