UVレジンのモールド(型)を自作してみました。私が試した方法を、失敗も含めてご紹介します。
UVレジンのモールド(型)を作ってみた。作り方をご紹介
材料
用意するものは『おゆプラ』。お湯でやわらかくして何度でも作れる粘土です。
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粘土と言っても一般的に想像する柔らかい粘土とは別物。常温では変形しません(多少の弾力はあり)。
おゆプラの売り場
セリアで類似の商品を探しましたが私の近所の店舗では見つからず。ダイソーでは売っていました。
おゆプラの売り場はハンドメイドではなく粘土コーナーにありました。
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※品揃えや売り場に関しては店舗によりけりです。
おゆプラの使い方
作り方は以下の通り。
- 80℃以上のお湯に浸ける
- 3分待つ
- 箸で取り出して形成する
- 冷ましたら完成
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モールドの作り方
1.おゆプラを軟化させる
お湯を沸かして耐熱容器に入れ、おゆプラを入れたら3分待ち、取り出します。
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この時にお湯はブクブクとしっかり沸騰させてから容器に注ぎます。私はケトルで完全に沸騰させてから容器に注ぎましたが、注いですぐの熱々の時しかおゆプラが軟化しません。少し時間が経ってお湯の温度が下がってくると柔らかくなりませんでした。
また、おゆプラが柔らかい状態でタオルの上に乗せるとタオルの埃が付着してしまったので、あまりベタベタと拭かない方が良いでしょう。
2.形成
形成途中で冷めてくると硬化しますが、お湯に浸けると何度でも軟化します。
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指で形成するとモールドに指紋が付いてしまいました。また、何度もやり直すうちにシワや気泡が出来てきます。
何か押し付ける物(押し型)があれば、比較的きれいに形成できます。
今回は化粧品の蓋を使用。
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形成完了。縁を見れば分かりますが、指で形成していると、このようなシワや溝ができます。レジンを流す部分は注意しましょう。
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3.レジンを流す
レジンを流して硬化させます。
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ライトやレジンは100均のものを使用。詳細はこちらに載せています。↓
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4.完成
レジンが固まったらモールドから外して完成です。そしてまた再利用できるのがメリット!
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使用後のモールドは再びお湯に浸け、違う形に変えて使用できます。
最後に
UVレジンのモールド(型)を自作する方法を解説しました。扱いに慣れるまでは難しく、形が崩れて上手くいかないことがありました。指だけで形成するのは歪みやすく指紋も付くため、何か押し型を使用することをお勧めします。