丸底のバケツ型バッグをミシンで作る方法をご紹介します。簡単に作れて使いやすいバッグです♪
ワンハンドル丸底バケツ型バッグの作り方
完成サイズ
サイズは直径20㎝×高さ27㎝です。
材料
布を以下のサイズでカットします。底は円形、他は長方形です。
- 底【表】(直径22㎝)…1枚
- 底【裏】(直径22㎝)…1枚
- 側面【表】(縦33㎝×横65㎝)…1枚
- 側面【裏】(縦29㎝×横65㎝)…1枚
- 持ち手(14㎝×60㎝)…1枚
今回は裏地に8号帆布を使用。接着芯を使わなくても厚みとハリのある仕上がりになりました。
底布の裁断について
紙にコンパスで直径22㎝の円を描きます。 ※コンパスは100均で購入できます
この型紙を使って布を裁断しておきます。
作り方
側面を筒状にする
側面用の布を写真のように二つ折りにします。(※オモテ面が内側になるように畳む)
畳んだ状態で、折り目とは反対側の辺を、縫い代1㎝で縫い合わせます。
表地・裏地ともに同様に縫います。
↓縫ったあと。このように、二枚とも筒状になっています。
側面と底を縫い合わせる
写真のように側面と底布を待ち針で固定します。※オモテ面同士が内側になっています。
底と側面を縫い代1㎝でぐるりと一周縫い合わせます。
基本は側面を上にして縫いますが、縫いやすい方が上でOKです。
↓一周縫ったあと。
↓縫い代は開いた状態で縫っています。
↓裏地も同様に、底と側面を縫い合わせます。
表地と裏地を合体
表地だけをオモテに返します。
表地の中に裏地を入れます。 ※表地の方が高さがあるため、布がはみ出しています。
表地の布端を、バッグの中に向かって1㎝折ります。
更に3㎝程度折って三つ折りにします。これで切りっぱなしの布端が隠されて袋口が綺麗になりました。
折り目の下の方(目安は端から2〜3㎜程度)をぐるりと一周縫います。
↓口の大きなバッグなので、そのまま口を開いて一周縫えますが、縫いづらい場合はバッグを裏返してミシンのアームを通して縫うと簡単です。
↓縫い目のアップ。
これで表地と裏地が合体し、バッグ本体が出来上がりました。あとは持ち手を付けるだけ。
持ち手を作る
↓写真のように、持ち手用の布を半分に畳みます。
布を開くと真ん中に折り目が付いています。
↓上下の端を、真ん中の折り目まで畳みます。
↓更に半分に畳みます。
↓横から見たところ。布端が内側に包まれています。
次に、短辺の処理もします。↓布をパカッと開き、端を内側に1㎝程度折ります。
このまま布を半分に畳みます。これで持ち手の短辺も処理できました。
↓反対側の短辺も同様に折り畳みます。持ち手はこれで出来上がりです。
持ち手を付ける
バッグの両脇に持ち手を固定します。今回付けた深さはバッグの口から9㎝程度。
↓今回は赤線部(向かって右側)から縫い始めましたが、できれば左側から縫い始めて反時計回りに縫い進めた方が縫いやすいと思います。
バッグの口が大きいので、口を大きくひらけばミシンでそのまま縫うことができます。
バッグ本体からそのまま持ち手の方に縫い続けていきます。
↓持ち手を通って反対側のバッグの口まで来たら、ぐるりと持ち手の縁を縫いながらバッグを回転させます。そして持ち手の反対側を縫いながらスタート地点に戻ります。
↓持ち手を通り、縫い始めの位置に戻ったところ。
↓これで本体に持ち手が付きました。ついでに持ち手の両脇も縫うことができました。
ボタンを付ける
あとはお好みでマグネットボタンなどを付けたら完成です。※バケツ型なので、ボタンがないと袋口が開いてしまいます。
オススメの付け方
今回使用したのは100均のマグネットボタン。
↓ボタンを付けるための土台を布で作ります。作り方はバッグの持ち手と同じです。
布に折り目を付けたら、先にマグネットボタンを付けます。
布を、バッグの持ち手と同様に折り畳み、手芸用ボンドで接着します。
バッグの口に、ボンドで布の両端を接着します。※この時に、土台の真ん中を少し弛ませて付けるのがポイント。
バッグに直接ボタンを付けても良いのですが、布でボタンの土台を作った方がより開閉しやすくなるのでオススメです。
完成
丸底バケツ型バッグの完成です。
ちょっとそこまで行く時に使いやすい大きさです。
使用生地
最後に
ワンハンドル丸底バケツ型バッグの作り方をご紹介しました。他にもハンドメイドレシピを多数掲載しています。よろしければ参考にしてみてくださいね。