百均のファスナーとビニールのクリアファイル(PVC)を使った筆箱の作り方を解説。材料費は、なんと4個分で220円。透明なので中身が一目で確認できるというのが大きな魅力です。
布と違って裁ち目がほつれることがないので、簡単にクリアペンケースが作れますよ。
100均のビニールを使った透明筆箱の作り方
完成サイズ
完成サイズは約20㎝×8㎝。
一般的にペンケースは子供用/大人用ともに長さ20㎝前後のものがほとんどなので、大人も子供も使えるサイズです。
材料
使用した材料はこちら。
- 軟質カードケース(ダイソー)
- 20㎝ファスナー4本入(ダイソー)
どちらもダイソーの商品です(2022年12月現在)。
クリアファイルの正式名は“軟質カードケース”です。素材はPVC(ポリ塩化ビニル)。ダイソーの類似商品としては「PVCクリアクロス」などがあります。この商品に限らず柔らかなビニール素材であればOK。
クリアケースはB4サイズだったのでギリギリ4個作れました。 (ファスナーもちょうど4本入り)
作り方
1.ケースを裁断する
ビニールを22㎝×9㎝のサイズで2枚カットします。
2.タグを付ける
タグを付ける場合は最初に付けておきましょう。クリアケースに待ち針は使えないので、マスキングテープなどでタグを固定しておき、縫い付けたらテープを剝がします。
↓使用したタグはこちら。
3.ファスナーを付ける
ファスナーの表側が上になるように置きます。
ファスナーの上にクリアケースを重ねます。この時にクリアケースは表側が下になるように置きましょう。ファスナーとクリアケースの長辺をぴったり合わせたら、縫い代2~3㎜で縫い合わせます。 (赤線部を縫う)
ファスナーを縫うコツ
ファスナーの引手(ひきて)が邪魔で縫えない時のポイント。
押さえを一度上げてファスナーの引手を引っ張って移動させるとスムーズに縫えますよ。
縫い目より2㎜くらい上で、クリアファイルを折り曲げます。※縫い目を強く引っ張ると裂ける可能性があるので2㎜ほど間隔をあけた所で折り曲げます。
折り曲げた状態で上から押さえつけるように真っすぐ縫い止めます(赤線部)。
これでペンケースの片側が出来上がりました。
次は反対側を付けましょう。もう一枚のクリアファイルを、写真のようにファスナーの上に重ねます。先程と同じように縫い代2~3㎜で縫い合わせましょう。
縫い目から2㎜くらい上の所でクリアファイルを折り曲げ、反対側で縫ったのと同じように真っすぐ縫って押さえます。
あとは底を縫い合わせるだけです。
4.本体を縫い合わせる
写真のように中表(オモテ面が内側)になるようにファスナー部分で二つ折りにし、両脇と底を縫い代5㎜で縫い合わせましょう。
引手は真ん中に寄せておくと良いですよ。
5.表に返して完成
ファスナーを全開にして本体を表に返しましょう。
折れやすい角も焦らずに指で押して整えます。
これでクリアペンケースの完成です。
最後に
100均のビニールを使った透明筆箱の作り方をご紹介しました。100均のビニールを使ったシリーズはこちらも参考にどうぞ。