プリーツ布マスクの作り方【2種類】

布プリーツマスクの作り方2種類をご紹介します。材料はすべて100円ショップで揃いますよ。

こんな時に活躍!

  • すっぴんを隠したい
  • 保湿したい
  • 顔が寒い(冬)

不織布よりも付け心地(肌触り)が良く、洗濯できて繰り返し付けられるのが布マスクのメリットです。

目次

プリーツ布マスクの作り方①

完成サイズ

サイズは2種類作ってみました。小さめの方がフィットするためスッキリして見えます。

大きめ(しっかりサイズ)

縦9㎝×横18㎝(3段プリーツ)

顔がしっかり覆われます。プリーツが多く縦にも伸びます。

小さめ(女性用サイズ)

縦9㎝×横17㎝(2段プリーツ)

女性用サイズです。

※顔の大きさや形には個人差があるため、あくまで目安としてお好みで調整してください。

材料

裏地は肌に接触する部分のため、ガーゼがお勧めです。

↓100均で買えるガーゼはこちらに掲載しています。

大きめ(しっかりサイズ)材料

  • 表地(縦17㎝×横24㎝)…1枚
  • 裏地(縦17㎝×横18㎝)…1枚
  • マスク用ゴム

小さめ(女性用サイズ)材料

  • 表地(縦15㎝×横23㎝)…1枚
  • 裏地(縦15㎝×横17㎝)…1枚
  • マスク用ゴム

作り方

表地と裏地を合わせる

表地と裏地を中表(オモテ面同士が合わさるように)で重ねます。

↓ピッタリ真ん中で揃えて重ねたら、上下を縫い代1㎝で縫い合わせます。

赤線部を縫う

縫ったら筒状になっているので横の部分から表に返します。

↓表に返したところ。

全体にアイロンを掛けます。

プリーツを作る

2段か3段、お好みでプリーツを作ります。折り目の位置に決まりはありませんが、幅を均等にすると綺麗に仕上がります。

横から見た折り目

↓プリーツの深さは1㎝程度がお勧めです。折り目が深すぎるともたつきますし、浅いと着用時にあまり広がりません。(市販の不織布マスクも測ると1㎝程度でした)

裏側から見たところ

上下を縫う

上下を、端から2〜3㎜の所でまっすぐ縫います。

破線部を縫う
縫ったところ
表から見た縫い目

ゴムを通す部分を作る

マスクの左右を、内側に1㎝折ります。

↓更に2㎝折ります。

↓横から見た折り目。三つ折りになっています。

左右を三つ折りにした状態で、折った所を押さえるようにまっすぐ縫います。(折り目の端ギリギリの所で縫う)

赤線部を縫う
縫ったあと

紐を通して完成

紐は軽く結び、試着してから強く結びます。結び目が気になる場合は布の中に入れましょう。

プリーツ布マスクの作り方②:両脇を別布で包むタイプ

完成サイズ

完成サイズは作り方①と同じです。

大きめ(しっかりサイズ)

縦9㎝×横18㎝(3段プリーツ)

小さめ(女性用サイズ)

縦9㎝×横17㎝(2段プリーツ)

材料

裏地はダブルガーゼを使用しました。

大きめ(しっかりサイズ)材料

  • 表地(縦17㎝×横18㎝)…1枚
  • 裏地(縦17㎝×横18㎝)…1枚
  • 両脇の布(縦11㎝×横6㎝)…2枚
  • マスク用ゴム

小さめ(女性用サイズ)材料

  • 表地(縦15㎝×横17㎝)…1枚
  • 裏地(縦15㎝×横17㎝)…1枚
  • 両脇の布(縦11㎝×横6㎝)…2枚
  • マスク用ゴム

作り方

表地と裏地を合わせる

表地と裏地を中表(オモテ面同士が内側になるように)で重ねます。

↓重ねた状態で長辺(18㎝の辺)を縫い代1㎝で縫い合わせます。

赤線部を縫う

筒状になっているので横から開いて表に返します。

表に返したらアイロンを掛けます。

プリーツを作る

作り方①の時と同様に、2段か3段のプリーツを作ります。

上下を縫う

マスクの上下を、布端から2〜5㎜の所で真っ直ぐ縫います。

破線部を縫う
縫ったあと
裏側から見たところ

プリーツを仮止めする

プリーツが開いてこないように仮止めします。左右を布端から5㎜程度の所で縫います。仮止めなので粗くても構いません。

仮止めしたところ

両脇の布の準備

両脇に付ける布を用意します。

短辺をそれぞれ1㎝折ります。(裏側に向かって折る)

↓次に、写真のように二つ折りにします。

開くと真ん中に折り目が付きました。

↓真ん中の線まで上下を折ります。

↓更に半分に畳みます。

これで準備完了です。

↓本体に合わせてみると、このように高さが本体と合っているはずです。合わない場合は折り目を調整してください。

↓もう一枚も同様に折っておきます。

両脇に布を付ける

↓写真のように両脇の布を開き、本体に固定します。(布の上下は1㎝折ったまま)

↓両脇の布の、一番外側の折り目に沿って真っ直ぐ縫います。

破線部を縫う
縫ったあと

↓マスク本体の端を包むようにして裏側に倒します。

↓裏側で固定したら、布の端ギリギリの所でまっすぐ縫います。

赤線部を縫う
縫ったあと
表から見たところ

反対側も同様に付けます。

紐を通して完成

あとは紐を通して結べば完成です。

布なので洗濯機でじゃぶじゃぶ丸洗いできます。プリーツはアイロンをかければ復活しますし、アイロンの熱でそれなりに清潔を保てますよ。保湿やファッションマスクとして活躍します。

プリーツの向きについて

余談ですがプリーツの向きについて。できれば、折り目が下向きになるのがオススメです。

布マスクなので、「唾液を飛ばさない」「保湿」といったソフトな目的になるかと思いますが、私が学生の頃に講義で「プリーツが下向き」と習ったからです。

理由としては、プリーツが上向きだと浮遊したホコリやウイルスが溝に溜まりやすく不潔になるからです。

クリニック等で使用する不織布マスクはすべてプリーツが下向きになっています。というよりもプリーツの向きで表裏を判断することになっていました。

販売されているマスクには様々な規格のものがあり、好みもあるため一概には言えませんが着用の際のオススメです。

最後に

プリーツマスクの作り方をご紹介しました。他にもハンドメイドレシピを多数掲載しています。よろしければ参考にしてみてくださいね。

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