四葉のクローバーをレジンで保存する方法

四葉のクローバーを押し花にし、レジンで保存してみました。作り方をご紹介します。

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四葉のクローバーをレジンで保存する方法

見つけたらまず押し花にする

レジンに封入する際に、生花(水分が残った状態)のままだと傷んで変色してしまいます。そこで、水分を抜く為にまずは押し花にします。

1.傷つけないように持ち帰る

野花は傷みやすいものです。クローバーを摘み取って持っていると次第にハリがなくなり、すぐに萎れてきます。ケースや袋があれば中に入れ、葉が千切れないように持ち帰ります。

2.本に挟む

本のページの間にクローバーを挟みます。子供の頃はよく花をそのまま本に挟んで作った記憶がありますが、水分が本に付着する可能性があるため、ティッシュを敷いてから入れました。

あとは閉じて待つだけ。上にもう一冊重ねました。一週間程度で水分が抜けます。気になるので2日に一回開いてクローバーの状態を確認しました。

3.一週間後

ちょうど一週間経ち、開いてみると押し花と言える状態になっていました。

慎重に扱わないと葉が取れてしまいそう。

レジンの中に封入する

材料を揃える

まずは最低限必要なもの。

  • レジン液
  • シリコン型または下敷き
  • UVライト

私はすべて100均で揃えました。下敷き(シリコンマット)となる物は、家にあった100均のクリアファイルで代用。

↓100均で購入したレジングッズの情報はこちらにまとめています。

モールド(型)は100均を探し回りましたが、クローバーが入る大きな型がありませんでした。アクセサリー用の小さい型しか無かったため、100均以外で探せば大きな型が見つかるかもしれませんが、型なしで作ることにしました。

※クローバーが入るサイズの型があるのなら、型に流して作ることをオススメします。型がある方がスムーズで綺麗に作れます。

少量レジン液を流す

まずは一層レジンを流して固めます。好きな形でOKです。もたもたしているとレジンが集まって真ん中に寄ってくるので、形が整ったら手早く照射します。

薄くても大丈夫です。

裏返す

レジンをマットから剥がし、バリがあればハサミでカットして形を整えます。※気泡が入っていますが自分用なので気にしません。

次にレジンをひっくり返し、マットの上に置きます。先程は下側だった面が上になり、表面が平らになっています。

クローバーを乗せる

クローバーをレジンの上に置きます。

クローバーの上にレジンを流す

レジン液を上から流し入れます。筆などで塗るのも良いかもしれません。

この時に、クローバーをレジン液に浸したまま硬化させずにいると、液が葉に染み込んで一部が黒変することがあるので、レジン液を塗ったら早めに固めましょう。

照射する

クローバーをレジン液で覆ったらUVライトを当てて硬化させます。

これで完成です。隅々までレジンを塗り重ねていくとプックリと膨らみのある形になります。

お好みでストラップを付ける

穴付きのモールドを使う場合は、穴に紐を通したら完成です。穴が無い場合は瞬間接着剤でキーホルダーパーツをレジンに付けます。

〜レジンについて〜

レジンには以下の特性があります。

レジンは徐々に黄変する

レジンは樹脂(プラスチック)なので、経年による多少の黄ばみは起こり得ます。

変色に関しては『UVレジン 黄変』などと調べると、変色後の写真や黄変しにくいレジン液などの比較が出てきました。

変色しにくい高品質なレジンとして人気なのは「星の雫」や「清原レジン」です。しかし価格を100均と比較すると、そこそこ高く感じます。

自分用のキーホルダーを一つ作りたいだけなのに!と悩んだ結果、ダイソーさんの300円商品「速乾ハード」を購入しました。変色しにくそうだし300円なら安い。それに多少の変色くらいは許容範囲で、クローバーを保存できたら良いかなと思いました(そのまま保管するよりマシ)。

最後に

四葉のクローバーを見つけたら幸せな気分になり、大切に保存したいと思いますね。押し花にした後にラミネートで保管するか迷いましたが、ラミネートだと自宅にしまいこんだままになる気が気がしました。レジンキーホルダーは毎日身に付けることができるので、お勧めの保存方法です。参考になれば幸いです。

↓モールドの自作方法についてはこちらを参考にどうぞ。

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