持ち手つき♪フリル巾着バッグの作り方【裏地なし】

ちょっとそこまで出かける時に使える、可愛い巾着バッグの作り方をご紹介します。こだわりポイントは「持ち手」と「フリル」です。持ち手が付いているので使いやすく、そして巾着の袋口は絞るとフリルのようになります。

目次

持ち手つき♪フリル巾着バッグの作り方【裏地なし】

完成サイズ

完成サイズは縦33㎝×横26㎝

なぜこのサイズに設定したのかというと、長財布とスマホが入る大きさが良いと思ったからです。

ちょっとそこまで出かける時やコンビニに行く時に、軽くて必需品が入る程度の大きさのバッグは重宝します。財布とスマホを入れても少し余裕があるくらいの丁度良い大きさです。

また、裏地なしなのでコンパクトに折りたたむことができます。

材料

材料は以下の3点です。

  • 本体布(縦82㎝×横28㎝) …1枚
  • 持ち手用布(縦32㎝×横6㎝) …2枚
  • リボン(紐)

巾着の紐は、今回は100均のサテンリボンを使いました。どんな紐を使ってもOKです。

紐はあらかじめ切っておいても良いですが、切らずにそのまま通してから最後に長さを調節した方が確実なので最初の段階では切っていません。

注意:厚手で硬い布で作る場合は、フリルの高さが5㎝だと、うまく広がらないことがあります。ブロードなどの柔らかくて薄い生地がオススメです。

作り方

それでは作り方を解説します。

1.持ち手を作る

まず最初に持ち手を作っておきます。

持ち手用の布を縦半分に折り目を付けます。

この真ん中の折り目に向かって両側を折り畳みます。

両側を折りたたんだら、さらに真ん中で半分に折ります。

これで最初の4分の1の細さになりました。

↓下写真の黒線のように両脇を布端から2~3㎜のところで縫います。

もう一つの持ち手も同様に作ります。

両脇を縫ったら持ち手の完成です。

持ち手は後で使うので一旦置いておきます。

2.本体布の両脇にジグザグミシンをかける

本体布の、切りっぱなしの布端をほつれないように処理します。

↓下写真の黒線のように両脇にジグザグミシンをかけます。(上下はかけなくてOKです)

↓こんな感じになります。

3.二つ折りにして両脇を縫う

両脇にジグザグミシンをかけたら、布を中表にして折ります。(中表とは布の表側が内側になるように重ねることです)

中表で二つ折りにしたら、↓下写真のように上(袋口の方)から15㎝あけて両脇を縫い代1㎝で縫います。

4.縫い代を開く

両脇を縫ったら、アイロンで縫い代を開きます。

縫わずに空けておいた袋口15㎝の部分も、縫い代と同じ幅でアイロンをかけて折り目を付けます。

縫い代を開くとこのようになります。

5.袋口の両脇をコの字に縫う

折り目を付けた袋口の両脇の部分をコの字に縫って折り目を押さえます。

↓下写真のピンク線のようにコの字状に縫います。

縫えました。表側から見るとこのようになっています。

6.持ち手を付ける

フリルの部分と紐を通す穴を作ります。

袋口を1㎝折ります。

1㎝折ったら、更に7㎝折ります。

7㎝折ったら、下写真のように持ち手を1㎝程差し込みます。

持ち手を付ける位置は下写真のように左右の布端から9㎝の所にしました。

持ち手を差し込んだら、折り返した布端から2㎜程の所で縫います。(下写真のように端から端まで一直線に)

↓このように持ち手が固定されました。

7.紐通し口を作る

次に紐を通す部分を作ります。

持ち手を上向きにした状態で、折り返した布端から2㎝空けた所で一直線に縫います。(この時に持ち手も一緒に縫い付けます)

これで紐を通す部分が出来ました。(この縫い目と縫い目の間の2㎝の中に紐が入ります)

8.袋を表に返して紐を通す

袋を表に返します。

紐通し口から紐を通します。(下写真の部分)

紐を通したら丁度良い長さでカットして結びます。

サテンリボンなどを使う場合、紐の端はほつれ止めを塗っておくと良いですよ。

左右どちらも紐を通せば完成です。

9.完成

これで巾着袋の完成です♪

ちょっとそこまで出かける時に携帯や財布などを入れたり、バッグインバッグとして使ったり、旅行の時に小物や下着類を入れたりと様々な用途で使えます。

最後に

持ち手付きのフリル巾着バッグの作り方をご紹介しました。裏地ありはこちらを参考にどうぞ。

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