スマホを入れて首から下げたり、バッグインバッグとしても使えるショルダーポーチの作り方をご紹介します。
ファスナー付きスマホポーチの作り方
完成サイズ
完成サイズは縦18㎝×横12㎝。
スマホとしては大きめのiPhone13ProMaxもしっかり入る大きさのポーチです。ショルダーの紐は結ぶことで長さを調整できます。
材料
- 表布(縦19.5㎝×横14㎝) …2枚
- ポケット(縦15㎝×横14㎝) …1枚
- ループ用布(縦3.5㎝×横4㎝) …2枚
- 裏地(縦38㎝×横14㎝) …1枚
- 12㎝ファスナー …1個
- 紐(150㎝程度) …1本
今回使用した紐は100均(セリア)の”フェイクレザークラフトコード”。スエードのような素材です。布とファスナーも100均(キャンドゥやダイソー)で揃えました。
作り方
1.ポケットを作る
ポケット用に裁断した布の片方の短辺(14㎝辺)を1㎝折り、更に1㎝折って三つ折りにします。
折り目の下部から2㎜程度の所で真っ直ぐに縫い留めます。
↓縫ったあと
表布の表側にポケットを重ね、しつけ縫いします。仮止めなので3箇所くらいで大丈夫です。
2.ループを作る
ループ用に裁断した布の短辺を1㎝ずつアイロンで折り、折った布端を縫い留めます。
もう一つのループも同じように作ったら、半分に折り畳み、表布の上から3㎝の位置に仮止めします。
使用する紐が細い場合は、ループが外側にハミ出すように付けます。紐に対してループが大きいと、緩くて不安定になります。
3.ファスナーを付ける
ファスナーを表側が上になるように置きます。
ファスナーの上に表布(裏側が上になるように)を重ねて縫い代5㎜で縫い合わせます。
ポイント:ミシンで縫う際に、ファスナーの引き手が妨げになって縫えない場合は、ミシンの押さえを上げて引き手を移動させます。
↓反対側から見ると、このようにファスナーが付いています。
ファスナーを、表側が見えるように開きます。
もう一枚の表布をファスナーの上に重ね、縫い代5㎜で縫い合わせます。
表布とファスナーが繋がりました。
↓開いてみると、このように繋がっています。
次に、ファスナーの裏側が見えるようにして写真のように置きます。
ファスナーの上に裏地を重ね、縫い代4㎜で縫い合わせます。
↓裏地を開くとこのように繋がっています。
裏地の今縫った方とは反対側の端を持ち上げてファスナーの上に重ね、縫い代4㎜で縫い合わせます。
↓このように、ファスナーを真ん中に表地と裏地が繋がりました。表地の底を縫い代1㎝で縫い合わせます。
4.両脇を縫う
両脇を縫うため、ファスナーを真ん中に移動させておきます。
布の境目の線がぴったり合わさるようにまち針で固定します。
両脇を縫い代5㎜で縫い合わせます。※ループのところは何度か返し縫いをして頑丈に縫い付けておきましょう。
この時に、裏地の真ん中7㎝は縫わずに、返し口として空けておきます。
5.表に返す
返し方の縫い代をアイロンで割ります。こうすることで表に返した後の処理が楽になります。
返し口の中から布を引き出し、表に返します。
6.返し口を閉じる
返し口を手縫いで”コの字とじ”するか、ミシンで縫って閉じます。
ミシンの場合は布端ギリギリの所で真っ直ぐ縫うだけなので簡単です。裏地なので縫い目が目立ちません。
返し口を閉じたら裏地をポーチの中に入れて全体にアイロンをかけて形を整えます。
7.紐を通して完成
ループに紐を通して結んだらスマホポーチの完成です。
ショルダーバッグのように首から下げると両手フリーになるので荷物になりません。お散歩やちょっとそこまで出かける時に、スマホと自宅の鍵を入れるのに最適な大きさです。
最後に
ファスナー付きスマホポーチの作り方をご紹介しました。子供用の作り方はこちらを参考にどうぞ。