ミシンで簡単に作れるテーブルランナーの作り方を2種類ご紹介します。最後にタッセルを付ける方法も記載しています。真ん中にテーブルランナーを敷くことで食卓の雰囲気が変わり、色や模様を使い分けて楽しめますよ。
テーブルランナーの作り方
長方形のシンプルなテーブルクロスの作り方を解説します。
材料とサイズ
材料
- 長方形の布…1枚
完成サイズ
サイズに決まりはありませんが、テーブルランナーの幅はテーブルの半分程度を目安にすると良いと思います。長さはテーブルからはみ出して垂れるものもありますが、テーブルの横幅ピッタリに合わせるのが使いやすくて個人的には好きです。※サイズはお好みで調整してください。
作り方
作り方は四辺を三つ折りにして処理するだけの簡単な方法です。
布端を三つ折りする
布端を1㎝折り、更に1㎝折って三つ折りにします。
四辺すべて三つ折りにします。角の重ね順はお好みで。
折り目の端から2㎜程度の所をまっすぐ縫います。四辺
↓作り方はこちらのテーブルクロスと同じです。布のサイズを細長く変えただけなので、布端の処理の仕方はこちらに詳しく記載しています。
↓端を処理したところ。
完成
これでシンプルなテーブルクロスの完成です。
↓こちらは短めに作ったものです。ランチマットを重ねるとコーディネートが楽しめます。
タッセル付きテーブルランナーの作り方
タッセル付きのテーブルランナーの作り方から解説します。
材料とサイズ
材料
- 布…2枚
- タッセル用の紐
完成サイズ
今回作ったサイズは、横幅がテーブルの半分くらい。長さはテーブルから少し垂れる程度です。この大きさはあくまで参考程度に、お好みで調整してください。
タッセルを作る
紐と厚紙を用紙する
タッセル用の紐と、ダンボールや厚紙を用意します。紐はどのような物を使っても構いません。今回は家にあったタコ糸とダンボールを使用しました。
ダンボールを四角くカットします。この時にダンボールの縦幅を作りたいタッセルの長さに合わせて切ります。
↓写真のように、ダンボールの上部に数ミリ幅の切り込みを入れておくと便利です。
紐を巻きつける
↓紐をカットし、ダンボールの上部に横向きに置きます。
↓ダンボールに紐をぐるぐると縦向きに巻きつけていきます。ある程度のボリュームになったら紐をカットします。
結ぶ
↓横向きになっている上部の紐をてっぺんで結びます。
↓新たに紐を1本カットし、ダンボールの切り込み部分に通してキツく結びます。ぐるぐると何度も巻きつけて結ぶと良いですよ。
↓結んだ紐の端はそのまま垂らしてOKです。
輪を切って完成
↓ダンボールから紐を取り外します。紐の下部が輪になっているのでハサミで切ります。
長さを揃えたら簡単タッセルの完成です。
タッセル付きテーブルランナーの作り方
布を裁断する
↓画像のような形で布を細長くカットします。※まずは長方形に切ってから角の部分を切るとスムーズです。
↓同様にもう一枚カットし、同じ形の布を2枚用意しておきます。
↓※ちなみに、布の周りを縫い代1㎝で縫うため、完成サイズは裁断時より周囲1㎝が小さくなります。
タッセルを付ける
二枚の布のうち、どちらか一枚の布の先にタッセルを付けます。※表裏のある布の場合はオモテ面に付けます。
付けると言っても仮止めなので、粗く縫い付けても大丈夫です。
↓手縫いでもミシンでも良いので赤線部の辺りで縫って仮止めします。(布端から5㎜程度の所で縫う)
↓反対側の先にもタッセルを仮止めします。
二枚を合わせる
もう一枚の布を上に重ねます。(※表裏のある布の場合はオモテ面同士が合わさるように)
↓二枚の布を重ねた状態で、ふちを縫い代1㎝でぐるりと一周縫います。※タッセルは布の間に挟まれて隠れた状態です。
この時に、真ん中の直線部は縫わずに一か所空けておきます。ここが返し口になります。
目安ですが、返し口は12㎝程度あけておくと良いですよ。
縫い代を割る
返し口のある辺は、縫い代を割っておきます。
こうすることで、後で布を表に返した時に処理がしやすくなります。
表に返す
返し口から布を引き出し、表に返します。
返し口を閉じる
↓返し口を「コの字とじ」します。写真のように、両側の布の折り目をすくいながら縫っていきます。
↓糸を引っ張ると閉じることができます。最後は玉留めをして結び目を布の境目に入れて隠せば完成です。
完成
アイロンを掛けたら完成です。
これで完成ですが、仕上げに布端から2〜5㎜の所で縁を一周縫うのもオススメです。布端に少し固さが出るため、しっかりした仕上がりになります。(↓破線部の箇所)
使用生地
最後に
テーブルランナーの作り方をご紹介しました。他にもテーブル雑貨の作り方を載せています。こちらも参考にどうぞ。
当サイトでは、他にもハンドメイドレシピを多数掲載しています。