ボア生地を使ったバッグの作り方をご紹介します。持ち手はレザーを後付けするだけなので簡単に作れますよ。
ボアバッグの作り方【レザーハンドル/裏地付き】
完成サイズ
完成サイズは縦32㎝×横40㎝×底マチ10㎝。荷物をサッと入れられる形なので秋冬の普段使いにピッタリです。
材料
※接着芯は無くても構いませんが、使用した方が厚みが出て使いやすいと思います。
- ポケット用布(縦13㎝×横16㎝)…1枚
- 裏地(縦74㎝×横42㎝)…1枚
- 接着芯(縦74㎝×横42㎝)…1枚
- 表地(縦74㎝×横42㎝)…1枚
- レザー持ち手(お好みのもの)
作り方
ポケットを作る
まずはポケットを作ります。ポケット用布の長辺(どちらか片方)を1㎝折ります。(※表裏のある布の場合はウラ面に折る)
↓更にもう1㎝折って三つ折りにします。
↓横から見たところ。布端が包まれて見えなくなっています。
↓折り目の下の方をまっすぐ縫います。
↓次に、左右をそれぞれ1㎝折ります。
↓下部も1㎝折ります。これでポケットの準備完了です。
裏地にポケットを付ける
裏地にポケットを付けます。付ける位置は目安ですが、裏地の短辺の真ん中から9㎝くらいの所。(裏地に表裏がある場合はオモテ面にポケットを付けます)
↓このように、上以外の3辺を、布端から2㎜程度の所で縫います。
これでポケットの取り付け完了です。
(あれば)接着芯を付けておく
接着芯を使用する場合は、裏地のウラ面にアイロンで貼り付けておきます。
表地と裏地を合わせる
表地と裏地を、中表(オモテ面同士が内側)になるように重ねます。
↓重ねた状態で短辺をそれぞれ縫い代1㎝で縫います。生地がズレやすいため待ち針などでしっかり固定してから縫いましょう。
↓このように繋がりました。
次に、今縫った縫い代が真ん中に来るように布を開きます。
↓上下をそれぞれ縫い代1㎝で縫います。※この時に、裏地側の端から15㎝の所に返し口を作ります(返し口は縫わずに10㎝空けておく)。
↓上下を縫ったら、返し口の辺の縫い代を割ります。
返し口の部分の縫い代を割ることで、最後に返し口を閉じる時の処理がラクになります。
底マチを作る
今縫った上下の縫い代が真ん中に来るように布を開きます。底を三角に整えます。
↓底の角の横幅が10㎝になる所で線を引きます。
↓線に沿って縫います。
↓四箇所とも同様に10㎝縫います。
↓縫い目から5㎜の所で、余分な角の布を切り落とします。
↓四箇所とも同様に切ります。これで底マチの完成です。
表に返す
返し口から布を引き出して表に返します。
返し口を閉じる
返し口は「コの字とじ」するか、写真の破線部のように布端ギリギリをミシンでまっすぐ縫って閉じます。
口を一周縫う
裏地を中に入れ、バッグの口をぐるりと一周縫います。
口から5㎜〜1㎝程度の所で縫うと良いですよ。ボアは位置が分かりづらいため、裏地側をオモテにして縫うと見やすいと思います。生地がズレやすいので慎重に。
持ち手を付ける
目打ち(きり)などで布に穴をあけ、カシメで持ち手を付けます。
カシメを取り付けるには打ち具が必要です。取り付けは簡単なので、買っておくと何かと使えます。
完成
これでボアバッグの完成です。
使用生地＆材料
最後に
ボアバッグの作り方をご紹介しました。バッグのレシピはこちらも参考にどうぞ。
秋冬アイテムの作り方はこちら↓
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